いま、多くの労働者が経営基盤の脆弱な零細企業に雇用されて いますが、これらの事業所のほとんどには労働組合がありません。
新自由主義の暴走により、正規雇用から非正規雇用への置き換え、 突然のリストラ・雇い止め、パワハラやセクハラなど、労働者を モノ扱いする行為が蔓延していますが、個々の労働者がそのような 暴挙とたたかうことは極めて困難です。
そこで、「地域に根ざした産業・業種、正規・非正規を問わず、 労働者なら誰でもが安心して入れ頼りになる労働組合が求められて いる」との思いから、2005年4月24日に20余名により 結成されました。
正規も非正規も働くものの連帯と団結で貧困と格差を正そう!
憲法を職場とくらし、地域に生かそう
昔から農村などでは、田植えや稲刈り・屋根葺きなど、村や集落の人たちが総出で、お互いに労働力を提供しあうという助け合い制度がありました。
これを「結」制度といいますが、このような同じ労働者としての連帯意識、仲間意識、助け合い、そして「仲間を結ぶ」「願いを結ぶ」という意味も込めて名付けました。